『トランクルームの学校 応用編 4限目』
トランクルーム先生(以下、先生):このカギっ子が!
トランクルーム生徒(以下、生徒):ってもう、いきなりなんですか?
先生:防犯対策第二弾! 第一弾の防犯カメラに続いて、入口扉を電子錠にしようそうしよう!
生徒:じゃあ、最初から普通にそう言えばいいでしょ!
先生:いや、もう終わったから、いいんだよ。
生徒:え? 何が終わったんですか?
先生:今回のトランクルーム授業がもうフィニッシュ! 鍵屋さん3、4軒に相見積もり取って、一番タイプの鍵屋さんに設置して貰えばいいだけさ。
生徒:てか、電子錠じゃなくて、普通の鍵じゃダメなんですか?
先生:普通の鍵だと簡単に複製できちゃうからね。まあ、電子錠のセキュリティーカードキーは1枚1000円くらいで、普通の鍵よりは割高だけど、安心・安全のためには譲れないところだから。
生徒:先生みたい!
先生:じゃあ、今回のを含めた、今までのまとめを載せておくので、復習しておいてください。
生徒:…なんか怖いんですけど、ナニ企んでるの?
先生:エヘへ。じゃあ、つまらないものですが、どうぞ!
●BOXタイプ(要は、ロッカー)に特化したトランクルームをサブリース形式でオープンするため、お店の半径500メートル内に5000人以上住んでいる地域の物件を借りる。
●ロッカー屋さんで、ロッカーを50個ばかし購入する。
●店名を決める。「これからのトランクルームは妻や家族、恋人にバレるとヤバいモノを隠すところ、つまり清原化します!」ゆえ、「絶対に目立たない、ありふれた、どうでもいい名前がいい! パッと聞いただけじゃ、何屋さんか分からないくらいがちょうどいい!」感じの命名を心がけて!
●看板はいらない。せっかく目立たない店名にしたんだから、実店舗は何のお店か分からないくらいがちょうどいい、目立つ看板をつけるなんて本末転倒も甚だしい。どうせ集客の大半はネット経由になるんだから。
●トランクルーム内に、防犯カメラ一式セットを設置する。自分で購入してセットするもよし、セコムやアルソックに頼むもよし。
●入口の扉を電子錠にし、セキュリティカードキーにしよう。